- 銀座セオリークリニックHOME
- >ほうれい線とたるみの関係
たるみの種類
老け顔に見える原因ナンバーワンとも言える「ほうれい線」。ほうれい線は、たるみが作り出していますので、たるみを改善する施術が必要となります。年を重ねる以上、誰もが避けては通れない「たるみ」ですが、意外と知られていないのが、この顔がたるんでしまうメカニズム。実は4種類もの原因があるのです。
たるみがない状態の肌
種類1:皮膚のハリ不足による、たるみ
皮膚の真皮層では、肌の弾力のもとであるコラーゲンやエラスチンが日々生産され、肌のハリを保っています。しかし加齢とともにその生産機能が衰え、コラーゲンやエラスチンが減少してしまい、真皮層は次第に縮んでいきます。すると真皮層が表皮を支えきれなくなり、肌表面の弾力が失われてシワとなり、毛穴も開いてしまいます。まるで空気が少しずつ抜けていき、シワシワになった風船のようにハリがなくなってしまうのです。
主な症状
- 前額のシワ/目元のシワ/口元のシワ/首のシワ/楕円形毛穴
種類2:脂肪繊維の伸びによる、たるみ
脂肪層と皮膚や骨の間には、細かな無数の線維組織が存在していて、脂肪層が重力でズレ落ちてしまわないよう、しっかりと繋いで固定しています。しかし、脂肪の重みに耐え切れなくなってしまった線維が次第に伸びてたるみはじめ、真皮層や骨から脂肪層がひとかたまりになってズレ落ちることで、顔のたるみやシワなどの症状が現れます。まるでミカンが熟して、皮と中身の間にある白い線維が伸びてしまうようにたるみます。
主な症状
- ほうれい線/マリオネットライン/ゴルゴジワ/首のたわみ/目元のクマ
種類3:脂肪繊維の伸びによる、たるみ
脂肪層には、脂肪を支えるためのネットが脂肪を包み込むように存在しています。しかし年齢を重ねるにつれ、脂肪の重さでネットが古い輪ゴムのように伸びてしまい、脂肪を充分に支えることができなくなるのです。結果、支えをなくした脂肪が重力で垂れ下がり、顔にシワやたるみを発生させます。女性のバストを支える脂肪のネットが加齢でゆるみ、段々と下がってしまうのと同じ原理です。
主な症状
- ほうれい線/マリオネットライン/ゴルゴジワ/首のたわみ
種類4:水分むくみによる、たるみ
皮下組織から脂肪層にかけて、余分な水分がたまってしまうことで発生するのが、むくみによるたるみです。真皮層や骨と脂肪層をつなぐ線維組織の間は水分がたまりやすくなっているため、水分が蓄積することで脂肪が膨張し、重さが増加することで重力の方向に脂肪が下垂します。例えば、朝方はむくんでいたたるみが、夕方になると下がってきて「ほうれい線」を深くするのです。
主な症状
- フェイスラインのゆがみ/目元の腫れぼったさ
たるみの簡易診断
老け顔の原因「ほうれい線」をつくり出してしまう、顔のたるみ。ほうれい線の治療を始めるには、まずたるみの種類を見極めることが大切です。まずは自分がどのたるみのタイプなのか?をセルフチェックしてみましょう。たるみのタイプ毎におすすめの治療法もご紹介します。